第115回 古峯神社(亀の子石)、愛宕神社x2【泉区朴沢】
- 2011.03.11 Friday
- 00:38
【訪問日】2010/06/20,11/14
朴沢地区の小さいものをちまちまと。
まずは古峯神社。神社と言っても社殿は無く石碑だけです。ここの見どころは石碑群ではなく…【地図】
やはりこれでしょう。亀の子石。名前の通り、亀の甲の形をしています。
『 名称 亀の子石・朴沢石碑群(かめのこいし・ほうざわせきひぐん)
年代 亀の子石は不明
所在地 仙台市泉区朴沢字壇ノ原
解説
石碑群の中の丸い大きな石を亀の子石という。
この石を石仏にしようと何度も石屋に運んだが、そのたびに翌朝にはこの場所に戻るので、造るのをやめたという伝説が残る。また、いつの頃からか石の下の土を持ち帰り、産婦の布団の下に入れておくとお産が軽く済むと伝えられている。
古くは多賀城から七北田川沿いに朴沢を通り、宮床に通じる古道(こどう)があったことから、この三叉路はその古道の重要な位置であったと思われる。また、近くの狩集(かりあつめ)、久保(くぼ)、酒屋前(さかやまえ)、には定義への道標(みちしるべ)の石が残り、参詣の人がたくさん通っていた定義道の面影をとどめている。
なお、この朴沢地区は養老年間(717年〜723年)に2つの寺が開山されたとも伝えられている(現在は廃寺)。 』
この近くには阿久玉姫の化粧水という湧き水もあるそうですが、探したところ見つけることができませんでした。
お次は愛宕神社。朴沢地区の最奥の小屋沢地区にも神社です。この近くには平林不動尊もあります。【地図】
山際にある鳥居。標柱などは新しく、最近作られたものでした。
いきなり長い階段が現れます。梅雨の時期ということで地面が湿っており、一段一段上がる度にカエルが跳んでいきました。
階段を登りきってもしばらく山道が続きます。この先には立派な社殿が…
ありませんでしたー!小さな祠が5つほどありました。
お次も愛宕神社。朴沢には愛宕神社が2つあるのです。こちらは朴沢八幡神社の南に位置します。【地図】
短い石段を登ると…
またしても小さな祠のみ。
祠の大きさ云々じゃないですけどね、神社は。
いつも楽しく拝見させて頂いてます。
阿久玉姫の湧き水は私も最初見つけることができず、古峯神社の分岐点を右に進んだ所のお宅を訪ねたところ、すぐ近くの水田の中にあるとの事で案内してもらいました。
コンクリで四角く囲まれ、トタンで蓋をされていたので水が湧いているかどうか分かりませんでした。
その民家東側を上空写真で見て頂けると、水田の水路にその四角い囲いが確認できます。
コメントありがとうございます。返信が大変遅くなり申し訳ありません。
確かに空中写真で確認すると、田んぼの中に白いものがポツンとありますね。ここが阿久玉姫の湧き水なのですねー。情報ありがとうございます!