第149回 城滝不動尊【太白区坪沼】
- 2013.11.13 Wednesday
- 00:36
この不動尊は国道286号線沿いに位置します。車以外では訪れるのが困難な場所ですが、鳥居の前になんとか車を停められるスペースがあります。
鳥居をくぐるとすぐに不動尊にたどり着きます。
不動尊の前には小さな堰があり、導水がされていました。
城滝不動尊全景。左側に沢、右端にはお稲荷様が祀られています。
『元々は直接名取川に滝のように注いでいた場所にありましたが、国道286号線道路工事に伴い今の場所に移転されました。今では2、3の沢の水系が集まる、奥まったところに鎮座しており、不動尊には水が滴る程の水量です。』(注:現在鎮座している場所の前を流れているのは名取川ではなく碁石川です)
『坪沼、赤石辺りは、湧水・沢水の豊富な土地で民家は山際の盆地を取り巻いており山の水を飲料、農業用水として利用していました。赤石山の頂上には、3箇所の清水があり、昭和43年頃までは山仕事の水飲み場となっていました。……』
『…城滝不動尊は春、秋などに参拝。目に効く水として、眼病の時や目の予防に目を水でぬらしたそうです。以前の場所は清水で水量も多かったのですが、今は形だけとなっています。』
HP:『「水の神様」を探せ!』15番 城滝不動尊 より引用
滝壺(?)に穿たれた穴。他の不動尊でも見かけたりしますが、いったい何のための穴なのでしょうか…
穴のさらに上部にも滝があり、そこに不動尊像が祀られています。
上部に向かうためにちょっと坂を上ります。
上部の滝に到着です。
岩盤を流れる滝。水量はあまり多くありません。
滝とは少しずれたところに祀られている不動尊像2体。右側のものは腕が欠けてしまったのでしょうか。
滝の左側には平田稲荷大神と刻まれた石碑も。平田稲荷は中山鳥滝不動尊にも祀られていましたが、この神と不動尊は何か関係があるのですかね。
最後に、不動尊像のある場所から鳥居(上部中央)を見る。けっこう高いんですよね…
気になってはいたものの、妻の呆れた視線が邪魔して、車を停めることが出来ずにおりました。見通しもあまり良くない上に交通量も結構多いですし、そのつもりで訪れないと、ふと気が向いて停車・・・とはなかなかいかない所ですよね。
しかしお陰様であの鳥居の正体がわかりました。いやあうれしいです(笑) ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
お役に立てましてなによりです(笑)
こういう場所は行きづらいものですが、だからこそ行って見ると面白いんですよね。
実は私、これから自転車で日本一周を行うのですが、こういった入りにくいような神社、地元民しか知らない割と行くのが大変な神社などの神社仏閣を訪問する予定です。
他にもこういう「うわぁ、気になるけどちょっと・・・」な神社などがあれば教えてください。
wasawasa