第153回 清川大滝(仮)【泉区福岡】
- 2014.04.09 Wednesday
- 02:05
泉区内の滝と言えば光明の滝が有名ですが、今回は別の滝をご紹介。清川大滝(仮)です。
『泉市誌下巻』の不動尊一覧に、次のような不動尊の解説文があります。
『 4、(大滝不動) 福岡上ノ原
清川大滝付近 』(『泉市誌下巻』P303より抜粋)
……。
情報これだけ?
というよりか、そもそも清川大滝ってどこよ。
まあ、清川大滝というのだから清川にある滝なんでしょう…
そして空中写真とにらめっこした結果、これがその滝なのではないかと目星をつけたのがこの地点。この滝が清川大滝なのか不明なため、(仮)をつけて紹介させていただきます。
解説文で不動尊名は「(大滝不動)」とカッコで囲われていますが、これは本尊が埋没してしまっているということを示しています。それでも、と探索に出かけた訳ですが、結論から言うと不動尊を見つけることはできませんでした。
泉ヶ岳へ通じる県道の路肩に車を停め、滝の入り口まで少し歩きます。途中には写真のような石碑があります。どうやら定義山への道しるべのようです。
ここが滝への入り口です。田んぼのあぜ道を通り前方の林に突っ込みます。
林の入り口。ここを真っ直ぐ進み、斜面を下っていきます。入り口部分は若干道があるように見えます。
草木を掻き分けながら道のような場所を進んで行き、この写真の場所で折り返して今度は右に下っていきます。そのまま真っ直ぐ進んでしまうと行き止まりなのですが、薮のせいでこの折り返しには気づくことはまず無いでしょう。
折り返し地点。写真の右奥から下ってきて、ここで進路を左奥に進むように変えます。
私はこの道を無視して無理やり斜面を下っていったため、この折り返し地点に気づいたのは帰りに下から上ってきた時でした。
折り返してそのまま真っ直ぐ進むと、堀に木橋が架けられている地点に出ます。
この川沿いに続いている堀は現在でも使用されているのかは不明ですが、ここまで辿ってきた道(?)はこの堀の管理通路なのでしょう。
ここまで来ると滝の水音がかなり近くに聞こえます。
その音を頼りに進むと…
滝の上部に出ることができます。
かなりの勢いで水が流れており、上から見ていると吸い込まれてしまいそうです。
滝の上部を横から。木々が茂っているためはっきりと滝を捉えることは難しいです。
今度は滝を真横から。白い水流が滑らかに落ちていきます。
清川大滝(仮)、全景。崖の端から腕を伸ばしての撮影です。この場所に来るためには急斜面を下らなければならず非常に危険。下手をするとそのまま滝壺へダイブです。
滝壺はかなり深い淵になっているようでした。
さて、ここまで来たからにはどうにかして滝壺まで行ってみたいものですが…
ご覧のように河床まではかなりの高低差が。川へ崖を下れるような場所も存在しないため、滝を下から見上げることはあきらめざるを得ませんでした。残念。
…このように、滝自体は見つけることができたものの思ったほど近寄れず、また不動尊も発見することができませんでした。負けです。某艦娘ゲー風に言えば、 C 戦略的敗北 といったところでしょうか。私はリンガ泊地の提督です。
これだけではどうしてもあきらめきれないので滝壺に立ってみたいものなのですが、そのためには下流の橋のある地点から延々と沢歩きをするしかなさそうです。そうなると歩く距離がかなり長いため、いつかは挑戦してみたいとは思っているものの実現は難しそうです。
『泉市誌下巻』の不動尊一覧に、次のような不動尊の解説文があります。
『 4、(大滝不動) 福岡上ノ原
清川大滝付近 』(『泉市誌下巻』P303より抜粋)
……。
情報これだけ?
というよりか、そもそも清川大滝ってどこよ。
まあ、清川大滝というのだから清川にある滝なんでしょう…
そして空中写真とにらめっこした結果、これがその滝なのではないかと目星をつけたのがこの地点。この滝が清川大滝なのか不明なため、(仮)をつけて紹介させていただきます。
解説文で不動尊名は「(大滝不動)」とカッコで囲われていますが、これは本尊が埋没してしまっているということを示しています。それでも、と探索に出かけた訳ですが、結論から言うと不動尊を見つけることはできませんでした。
泉ヶ岳へ通じる県道の路肩に車を停め、滝の入り口まで少し歩きます。途中には写真のような石碑があります。どうやら定義山への道しるべのようです。
ここが滝への入り口です。田んぼのあぜ道を通り前方の林に突っ込みます。
林の入り口。ここを真っ直ぐ進み、斜面を下っていきます。入り口部分は若干道があるように見えます。
草木を掻き分けながら道のような場所を進んで行き、この写真の場所で折り返して今度は右に下っていきます。そのまま真っ直ぐ進んでしまうと行き止まりなのですが、薮のせいでこの折り返しには気づくことはまず無いでしょう。
折り返し地点。写真の右奥から下ってきて、ここで進路を左奥に進むように変えます。
私はこの道を無視して無理やり斜面を下っていったため、この折り返し地点に気づいたのは帰りに下から上ってきた時でした。
折り返してそのまま真っ直ぐ進むと、堀に木橋が架けられている地点に出ます。
この川沿いに続いている堀は現在でも使用されているのかは不明ですが、ここまで辿ってきた道(?)はこの堀の管理通路なのでしょう。
ここまで来ると滝の水音がかなり近くに聞こえます。
その音を頼りに進むと…
滝の上部に出ることができます。
かなりの勢いで水が流れており、上から見ていると吸い込まれてしまいそうです。
滝の上部を横から。木々が茂っているためはっきりと滝を捉えることは難しいです。
今度は滝を真横から。白い水流が滑らかに落ちていきます。
清川大滝(仮)、全景。崖の端から腕を伸ばしての撮影です。この場所に来るためには急斜面を下らなければならず非常に危険。下手をするとそのまま滝壺へダイブです。
滝壺はかなり深い淵になっているようでした。
さて、ここまで来たからにはどうにかして滝壺まで行ってみたいものですが…
ご覧のように河床まではかなりの高低差が。川へ崖を下れるような場所も存在しないため、滝を下から見上げることはあきらめざるを得ませんでした。残念。
…このように、滝自体は見つけることができたものの思ったほど近寄れず、また不動尊も発見することができませんでした。負けです。某艦娘ゲー風に言えば、 C 戦略的敗北 といったところでしょうか。私はリンガ泊地の提督です。
これだけではどうしてもあきらめきれないので滝壺に立ってみたいものなのですが、そのためには下流の橋のある地点から延々と沢歩きをするしかなさそうです。そうなると歩く距離がかなり長いため、いつかは挑戦してみたいとは思っているものの実現は難しそうです。