第163回 【再訪】養気不動尊【泉区上谷刈】
- 2015.08.07 Friday
- 22:09
前回見られなかったものとして、不動尊の鳥居近くの木の根元に養蜂箱と思われるものが設置されていました。蜂が住み着いたらここを迂回しなければならないかもしれません。
養蜂箱を通り過ぎて入り口である湿地に進みます。
これまで前ばかり見ていて気付かなかったのですが、湿地のすぐ横は沼になっていたんですね。
不動尊への山道の入り口。ここを見る限りでは平穏そうに見えます。
ですが、少し進むとコレです。前回訪れた時とまったく変わっていませんでした。誰かがチェーンソーでも持ってきて倒木を切らない限り、この状況は変わらないのでしょう。
参道は写真中央を奥にまっすぐ進みます。
倒木地帯を抜けると参道の荒れ具合は少し落ち着きます。
しかし、参道の途中にある小さな沢を越えるところがなかなかのクセモノです。私は滑ってしまって泥地に片足を突っ込み泥だらけになりました。ここを訪れる際は素直に長靴か、もしくは汚れても構わない靴で来たほうが良いでしょう。
奥に見える崖が不動尊がある場所。参道が崩れているので、沢に下りて進まざるを得ません。
大体15分ほどで滝に到着です。
滝を正面から。水量はそれなり。
さて、肝心なのが不動尊像の様子です。前回訪れた時は倒れていましたが…
おお!ちゃんと立ってる!!
管理している方が直してくれたんでしょうか?
不動尊像を間近で眺める。残念ながら右手は折れてしまっているようですね。
別角度から。剣は右わきに抱えられています。心なしか頭部が大きいような感じがしますね。
最後に、滝から今来た道を振り返ってみる。ここだけ見るとかなりの山の中にも見えますね…
このまま荒廃が進むと、本当にこの場所へは来ることができなくなってしまうかもしれません。
――以下蛇足――
帰り道にヘビに遭遇しました。
見たくない人はここで戻ってください。
↓↓↓
道端から草音がしたので見てみるとそこにはヘビが(左側が頭です)。
ヘビというとこれまでシマヘビしか見たことがありませんでしたが、これはヤマカガシですね。まさか毒ヘビに遭遇するとは思ってもみませんでした。
いやーどうしようかな、と思いつつ一歩踏み出してみると、ヘビはそのまま進んで木の陰に消えてしまいました。山地や薮に入るときはもっと用心したほうがいいのかなぁ…